問題をカラーリングする

数学Doctor's column

2016年9月29日

問題をカラーリングする

 

 

私大医学部入試は時間との戦いです。試験時間が60分であれば、60分という制限時間の中でどれだけ多くの得点ができるかを競う厳しい戦いです。入試会場で問題冊子を開いたら、すべての問題を3つのグループにカラーリング(色分け)します。

①解法が瞬時に思いつく問題
②少し考えれば方針が浮かびそうな問題
③何をやっていいかわからない問題
の3つのグループに分けます。

そして、大ざっぱに言うと①→②→③の順に解きます。ただ、途中で問題間をチョコチョコ行ったり来たりもします。

 

一般に、費用対効果(かけた費用に対して、どのくらい効果があるか)という言葉がありますが、カラーリングすると入試において、時間対得点(かけた時間に対して、どのくらい得点が取れるか)が格段に良くなります。
Genuineでは、このカラーリングを重要視します。ただ、これは独力だけではなかなか実践できません。しっかりとしたトレーニングが必要です。
次回をお楽しみに!

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